松山市のファイナンシャル
プランナーが語る
これからの時代に必須のマネースキルを身につける
今回は物価上昇とお金の価値の関係性について取り上げます。
一昨年よりコロナ禍が終息へ向かう中、世界的に物価高騰が進み日本においても物価が上昇しています。
これまでの日本では物価が上昇しても、暫くすると買い控え等により元の物価へ下落していくことが通常でしたが、
今回は上昇率は鈍化したものの下落していくような気配が見えません。コロナ禍という大きな出来事を経て、
お金に関する環境も大きな変化を迎えたと捉えるのが自然です。物価の持続的な上昇はお金の実質的な価値は下げるという
『インフレリスク』に対して主体的に向き合っていかなければ、保有している資産の価値はどんどん目減りしていきます。
そういった背景から賃上げを推進する流れになっていますが、すべての方が実感できるまでには時間が掛かることは想像に難くありません。
お金に働いてもらう選択肢を持つ
今年からリニューアルした新ニーサを含む投資というお金の世界においては日本やアメリカなどでは好調な状態が続いています。
投資という『お金に働いてもらう選択肢』を持つことで、賃金のみ依存することでの経済的精神的負担を軽減させる効果もあるでしょう。
そしてこのような投資ができる環境は既に身近にあって取り入れるハードルも低くなっています。
自分には無縁なことだと思っている方…隣でスマホを見ているお友達はニーサをチェックしているのかもしれませんよ。
ホントはできたのに‥という後悔
このようなお金の関する環境の変化やそれに対応する選択肢について、私はFPとして『よくわからないからやっていない、
ホントはできたのに知らなかったからやって来なかった』ということで後悔する方を少しでも減らしたいと思っています。
時間は誰しも平等に流れていきますが選択した内容によって残る結果は大きく変わります。
5年、10年、15年後のご自身が振り返った時、前向きな選択ができたと思えるために今からできることをまずは知っていただきたいと思います。
価値ある資産を形成できれば賃金とのバランスを取ることができるようになります。ご自身にとって有益と思われたものは適切に取り入れていく前向きな姿勢が、これからの時代に必須のマネースキルを身につけることに繋がっていきますし、そのサポートができれば幸いに思います。